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明治の初め、ある漁師が浜名湖畔でたき火をしていると、突然大きな魚が横切るのを見つけました。彼があわてて、青竹でエィッと突いて射止めたことから、たきや漁がはじまったと言われています。 昔は、船の先にたい松をともして漁を行っていましたが、今では船の先に水中灯を取り付け、水中を泳ぐ魚や湖底のカニ、タコなどを、先が6〜8本に分かれた大きなフォークのような形をした最長4mもの長いモリで、エィッとついて射止めます。 また、「カブセ網」という独特の“網”を使って、クルマエビなどを捕獲します。 浜名湖は、深さ1m程度の浅瀬が多いため、このような漁法が広まったようです。 ★たきや漁で釣れる魚 観光としてたきや漁の基本的な猟期は5月〜10月末までです。 獲物は季節や天候により異なりますが、カニ、タコ、クルマエビ、ハゼ、カレイ、マゴチ、クロダイ等です。 また、ご希望により獲れたカニやエビなどを湖面に浮かぶ筏で調理してくれるのも魅力です。 明かりを使って魚を誘き寄せるため、出発は夕方から。夜に楽しめる釣りです。 ※食品衛生法の指導により、生物(お刺身)は出すことができません。 ※必ず予約をして下さい。また、予約をしても天候により漁ができないこともあります。お出かけ前にご確認下さい。 |